アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

朝ドラがある朝は忙しい



そういえば2021年が始まった。

1月も終わろうとしている。

明けました、おめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


と、炭酸の抜けたコーラのような

間延びした雰囲気が出ている。


2020年よりも新型コロナウイルスに左右された生活を送っているが、休日の朝の楽しみが一つだけある。もっというとその休日は平日だが。


新型コロナウイルスの影響で

NHKを見ることが増えた。

NHKの方が地域のニュースが多いし、

ワイドショーのような展開が少ない)

その続きで朝ドラを見るようになった。

正直、朝ドラは主婦やちょっと高齢の方が

好んでみる番組で話や展開もちょっと古めなのかと思っていた。

しかし、実際に見てみると、違った。

15分という短い時間内で展開し、

週毎に話が確実に進む。

そして、キャストの演技力も高い。

今放送されている「おちょやん」は

主人公のクズな父親はキャスト自身が

本当にクズなように感じるレベルで

クズで、

主人公は明るく強く応援したくなる。

本当にその時代に生きているように見える。



キャストの演技力だけでなく、

時代背景に合わせたセットや衣装や

方言や小道具など、目に見えないものが

重なり合って思わせてるのだろう。




平日(休日)の朝は朝ドラの

見かたで朝の質が変わる気がする。

重要なのは8時(朝ドラ放送時間)までに

何を終わらせるのか、だ。


仕事が休みの日は大体

7時ちょっと過ぎに起きる。

朝イチで飲む白湯を準備する。

本当はヤカンで沸騰させた水の方が

いいだろうが、面倒なのでレンチン白湯だ。

レンジの「チンっ!」の音が鳴る間に、

トイレと洗面を行う。


スキンケアも終わり、白湯を飲みながら

炊き上がった米をふりかけご飯にして、

テレビを見ながらご飯をたべる。

大体このときに720分すぎになる。

ダラダラしていると730分前。


ダラダラ時間で

朝ドラタイムを左右していると言っても

過言でない。


食事を済ませ茶碗を洗いつつ、洗濯物もまわす。着てたパジャマやナイトブラや枕カバーも洗う。洋服を着替え、シンクも軽く洗う。

ここで740分。


洗濯機が頑張ってる間に化粧をする。

日焼け止めを塗らずに外に出るなんて言語道断。丹念に日焼け止めを首まで塗りたくる。

首で塗って馴染ませていると743分。


気象予報士の予報を見ながら布団を干すか

他に洗濯物をまわすか予定を立てる。

日焼け止めが馴染んだのを見計らって

化粧下地、ファンデーション、

眉、ハイライトを塗る。

750分、洗濯終了のアラームが鳴る。

洗濯物を取りに行くついでに、

コーヒー用のお湯を沸かす。

752分、バタバタと服を伸ばしながら、

洗濯物を干す。1人分なので量は少ない。

757分、洗濯物を干し終わり、

やかんの火を止める。残りあと3分。

758分、コーヒーを作り、リビングに戻り、急いでアイシャドウを塗る。

コーヒーの匂いが部屋に漂うのは

いつになってもいい。

冬の乾燥した空気との親和性が高い。

8時 おちょやんが始まる。残念なことにアイライナーは引けてない。でも最初の12分はオープニングや前回の振り返りだから、アイライナー引いても大丈夫。

82分 おちょやんを見る。



と、朝ドラを優雅に見れてないが、

楽しみながら朝を過ごしている。

740分以降は分刻みのスケジュールだ。


朝ドラを余裕をもって優雅に見るために、

計画的に早く起きたり、ご飯を食べれば

いいのかもしれないが、それが続かない。

そういう人間なのだ。


それでも朝ドラを優雅に見れたら嬉しいし、

寝過ごして朝ドラを見なかったら

ちょっとだけ後味が悪い。


私以外にも朝ドラをモチベーションに

頑張ってる人もたくさんいるかもしれない。

ありふれたこの生活が送れるように

あるものの中で充実させていきたい。