アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

引越しをした話

 

 

タイトル通り引越しをした。

結論から言うと引っ越すと気持ちが変わるってのは本当だった。

 

 

前の部屋よりも倍以上に広い。

 

両親からは「あんたのことだから、相棒にでてくる築40年以上の所かと思ったら、普通に広くて綺麗だね。」と言われた。

ケチなところがあるのを知ってる両親だから言うんだろうけど、どんな褒め方だよ。

 

部屋が広くなって驚いたことがある。

 

前の部屋だと、花を一輪飾るにも、トイレや風呂場以外ならどこでも視野に入っていたが、部屋が広いとどこからでも見える場所は限られる。見えてテンションが上がるところを探してお花を飾る。

部屋広いと花瓶が増えるとか花を買うのはお金に余裕があるって意味がわかった。

コーヒーを休みのときにいれるのだが、コーヒーの匂いが寝室には届かないのが新鮮だった。コーヒーを淹れる前後、7時45〜55分ごろ、つまり朝ドラが始まる前、コーヒーの匂いは幸福な気持ちになる。幸福な匂いが部屋に満ち溢れないのが少し残念だ。

洗たく場から、ベランダまでの距離も離れた。

うまく行くときのルーティンで

コーヒー淹れる→洗濯物干す→テレビの前にいる、を7時45分から8時の間に行うが、朝ドラギリギリの駆け込みをしないように早めにやるか8時30分以降にやるようになった。

 

部屋の雰囲気も大きく変わった。

白基調のかわいいお部屋。床は薄いベージュだが髪の毛が落ちてたら目立つような色合いだ。

お部屋がシンプルかわいいものが際立つのだ。

シンプルかわいい部屋を目指して、女王蜂のライブに行く予定がなくてもズボラな女でも掃除をやる回数が明らかに増えた。あと、メラミンスポンジ大活用してる。

 

カウンター式キッチンだから、水回りの掃除もテレビ見ながらできる。

花柄の少しラブリーなエプロンを買った。

可愛いエプロンだと料理もテンションあがるね。

 

折角なので前から持ってた8歳の女の子が好きそうなさくらんぼ柄のパジャマを着て寝ることにした。かわいいエプロン選ぶとか部屋に合いそうなかわいいデザインのものを選ぶとか

住む場所が変わると気持ちが変わるのは本当だった。

 

 

ちなみに前の家から、5Kmも離れてないような所に住んでるが場所もある程度知っていたが知らないことも多かった。

 

近所に赤いタワシがなる木を植えてたり、同じスーパーでも客層が違ったり、近道やオリジナル道を見つけたり住宅に薔薇がたくさん植えてあったり住まないとわからないね。

あと菅原神社はどこそこあるから、菅原道真公のブチギレっぷりが容易に想像できる。

 

近所のスーパーに行ったらザクロジュースを見つけた。何となく飲んだら美味しくて、引越してからぼちぼち続いてる。ザクロはポリフェノールが豊富で抗酸化作用が強いんだって。つまりアンチエイジングにいいらしい。

 

住む場所が変わって新たな習慣もできたぐらいだから、引越しすると人生が変わるとかあながち間違いじゃないかもね。