アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

紫外線予防はボディブローのようにじわじわと効く。



こんばんは。

このブログも今日で2周年みたいだ。

2年間嬉しいことも悲しいこともあったが

美容への考え方や向き合い方が変わった。




最近、スキンケア・皮膚に関する美容に

興味を持ち始めたアラサー女の備忘録だ。



紫外線は肌の老化の8割の原因を占めるそうだ。よく見る画像がアメリカのトラック運転手の肌だろう。左右でぜんぜんシワやたるみ方が違う。紫外線にも種類があってUVAUVBなどがある。前者が生活紫外線でガラスを通りシワやたるみを作るもの、後者がしみや肌を黒くするものである。



紫外線は蓄積するとよりダメージが顕著になる。普段日焼けしないお腹や二の腕の内側はしみやしわすらない。顔のように毛穴も目立たない。部位によって皮膚の性質が異なるかもしれないが、やはり紫外線の影響は大きい。


テスト範囲で、8割出題部分と問題が予め分かっているなら、大体の人間は勉強する。やる気は別として。

世界の頭がいい人々が老化について解き明かしてくれたのだ。これを無駄にするわけにはいかない。


しかも、紫外線量の分布や天候での差や反射率などは環境省のホームページや化粧品会社のページにも掲載されている。それによると曇りの日でも紫外線は8割、雨の日ですら3割も紫外線が降り注ぐ。冬でも紫外線量は最大5割ほどしか減らない。暑い=紫外線がたくさん、寒い≠紫外線が少ないではない。

曇りの日の紫外線量は晴れの日の2割引だ。GOTOトラベルや地域のクーポンより還元率が悪い。


単細胞みたいな考えで恥ずかしいが、紫外線を肌に当たらないようにすることが肌のアンチエイジングつながるのだろう。



新型コロナウイルスで自粛で家の中にいなければいけなくなったが、引きこもると精神的に辛くなったし、外に出て太陽を浴びるとなんだか元気になる。地球に住む限り、紫外線を放つ太陽と人間は切っても切れない縁だろう。


紫外線とはうまく付き合うしかないのだ。


肌の老化を遅くするためには、

紫外線を物理的に遮断、紫外線を受けた肌の保護が肝要だろう。



年齢も経たのでアンチエイジングとして

以下を気をつけることにした。


・日傘や帽子やUV加工の服や手袋で直射日光を避ける。


明けない夜はない、という。これは逆にいうと太陽は必ず昇るということだ。太陽が昇るのを阻止するのは物理的に不可能だ。

それならば、自分の体にあたる紫外線を遮断するほうが簡単だろう。プロテクターだ。

日傘や帽子やUVカットの加工など店舗でもネットでも販売されている。ちなみにUVカット加工のものは永遠にUVカット能力があるわけではない。もって1年ぐらいらしい。

1で買い替えが賢明だろう。それを逆算して商品を選ぶのも手だと思う。

そして、紫外線は季節や気温に関係なく降り注ぐ。持ってるアイテムを使わないなんてMOTTAINAI。毎日装着がミソだ。



・日焼け止めを毎日塗る。


ここ23年は日焼け止めを毎日塗るが、

化粧水や乳液と同じ感覚で日焼け止めも使う。肌に栄養を与えるのも大切だが、防御させるのも必要だ。

顔に塗る量は1円玉2枚分と言われるため

1円玉をなぞり大きさを手に書き、正確な量を体で覚える。これが、結構多い。

耳にお経を書き忘れた琵琶法師の二の舞を踏まないように、顔にくまなく塗る。顔というが首も顔と同じ日焼け止めを塗る。もちろん擦らないように、クリップで髪を上げて。

日焼け止めを塗りまくったら、顔が白くなるが、30分以上時間を経たせる。


・日焼け止めも1回だけでなく塗り直す。


どの日焼け止めにも塗り直しを推奨している。汗やこすれで日焼け止めは落ちるそうだ。確かに日焼け止めの裏にも書いてある。製造元も皮膚科医も観点が違う専門家も同じ意見なのだ。マスクをつけてファンデーションがつくことも増えた。知らないだけで塗装は剥げ落ちる。塗り直しは必要だろう。

日焼け止めの裏には23時間ごとに塗り直すように書いてあるが、物理的に難しい。どんなに少なくても午前午後で塗り直す、外出する時は必ず塗り直すようにしてみる。

化粧をしていると塗りにくいので、スプレータイプも利用するようになった。ゴミ処理は面倒だが、予防を考えたら安いものだ。

カバンも日焼け止めが入るサイズを選ぶ。背に腹は変えられない。


・外出時間を考慮する。


紫外線は10時から14時が最も降り注ぐ時間帯だそうだ。用事や仕事は仕方がないが、この時間帯は不要不急の外出をしない。ゴミ捨てや洗濯物を干したりもだ。時間をずらせるならずらす方がいい。

1人のときは外出をしないようにタイムスケジュールを組む。室内が直接外で紫外線を浴びるかはどちらがダメージが重いかはちょっと考えれば分かる。



・ビタミンCを内服する。

TwitterでもInstagramでもよく見かけるビタミンCメラニンの排出を促し、シミを薄くしたり、コラーゲン産生を促したり、抗酸化作用があったり何かとよく聞くビタミンだ。

しかし、ビタミンCは人体で産生できず、ストレスで消耗するそうだ。有能で人間性がいい人ほどブラック企業からの転職が早いってのと同じだ。

人体で作られないのであれば、外から補うしかない。内服だ。

ビタミンCもとい、アスコルビン酸は経口内服後、3時間で血中濃度はピークに達し、それ以降は低下する。そして、尿で排出され、なんと内服9時間後には全て排出される。

ビタミンC血中濃度を考慮して内服時間が9時間以上開かないように内服が効率いいかもしれない。

139時間以上空かないような内服となると、食前後が続けやすい。ビタミンCはとり過ぎても、被害がないと言われているが、適量が財布にも優しい。

あと、有名なのが、日光が出てる時の柑橘はソラレンが関わるので控える。

朝のオレンジジュースは美味しいのにちょっとだけ残念だ。


そして、ビタミンCは化学的に不安定な組成だそうだ。純粋なビタミンCは角層を通る前に壊れてしまう。そのため、化粧品など塗るビタミンCは誘導体にして酵素で分解し、ビタミンCが届くように作られている。

よく化粧品に見かけるビタミンC誘導体は


ビタミンC酵素で分解できる化学物質


と考えると分かりやすい。


ビタミンC誘導体もジャンルが3つに分かれる。


水溶性、油溶性、新型だ。


ここでは割愛するが、

ビタミンCの浸透力はこれらの性質によって変わる。また値段も違う。

勉強中の身だが、これらの性質を考えながら商品を選ぶのと、そうでないのは違いが出そうだと素人ながら感じた。



・美白成分をターンオーバーを考慮して使う。


これはあくまでも私の中の意見だ。根拠はない。


人間のターンオーバーは大体1ヶ月だ。

歳を取るほどターンオーバーが遅くなるが、この現象は老若男女起きている。

シミを排出するのもターンオーバーが関わる。紫外線を浴びて即、シミができるわけでない。


シミを作るメラノサイトに刺激が加わり、メラニンが排出され、シミになるのだ。


美白化粧品はあくまでもメラニンを作ろうとするものを阻害するものだ。肌を白くするものではない。美白成分はこの過程のどこに奏功するかがモノによって異なる。


日焼けの初期段階に効くものを初期に使わず、後期に効くものを使ったら効能を生かせないだろう。

日焼けしそうな時期とか、日焼けしにくい時期とかで考えながらケアもありかもしれない。


たくさん使いすぎるのも肌を擦るし

財布にも優しくない。ターンオーバーを考慮しながら自分に合う成分を見つけて使うのがいいだろう。






今もやってることもあればやれてないこともある。紫外線予防だけで遅く出来るほど、老化は甘くない。ホルモンや日常生活やメンタルも絡んでるだろう。紫外線だけを調べても化学的なことや環境のことや皮膚の解剖生理などたくさんのことがリンクしていた。そして美容に関する論文もたくさんあった。


美容は綺麗な人がやるテクニックだと思っていた自分を殴りたい。とても奥深い世界だ。


ゲーム感覚で楽しみながら苦にならないように続けて、習慣化していきたい。




若い頃からの紫外線予防はボディブローのように老けたときに効果が出てくると信じて。