アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

落雁のように糖度の高い恋




こんばんは。

いつもブログを読んでくれて

ありがとうございます。



プライベートな話になります。

恋愛がらみの話です。

苦手な方はご注意を。






前回ブログで書いたが、

私はとある男性に告白めいたことを言われた。

彼と友達のままでいるか、それとも恋人として関係を変えるか悩んだ。


彼に告白されて夢見心地な気持ちになったし、子供騙しな誓いもないよりはマシだろうし、男性と付き合う練習にもなる。と関係を変えることを受け入れた。










友人から聞いた彼と実際の彼は異なっていた。


友人は「彼は連絡は2週間に1回とれば十分だし、デートも月1回ぐらいでいいって言ってたし、あなたにオススメ!」と言っていた。


しかし、ラインはおはようやおやすみを送り、時には電話をする。仕事の休みをすり合わせ、月に3回程会い、可愛い動物を見つけたら写真を送り合う。





話と全く違う。

付き合いたてだろうか、彼は会うたびに「会うの楽しみにしてた。」「大切なことは言葉にしたい」と言う。そのくせ名前を呼んだらお互いに照れて気まずい空気が流れる。勿論手なんてつないだことない。








なんというか甘い。甘すぎる。

落雁のようで、タピオカが流行ってる令和に合わない。糖度が高すぎてアラサーのお友達に恥ずかしくて話せない。


男性と付き合ったことはあっても

恋愛にカウントできる程の経験はなく、おまけに男性経験が極端に低い私は自分の感情が正直よくわからない。



でも彼と連絡を取ったり話すのは

不思議と苦痛ではないし、返事を楽しみに仕事の休憩にラインを見るようになったし、会える日は嬉しい。彼の車に乗るのも怖くはない。彼に触れたら私の気持ちが指先から伝わりそう。




少なくとも彼のことを嫌いではないようだ。


そして、付き合った異性に優しい対応をなかなかされたことがないから少し戸惑ってもいる。

少ない経験が全く役に勃たない。





中学生の頃、おばあちゃんの葬式でお坊さんから「出会いは別れのスタートだ。」という話を聞いた。当時は意味が分かっていなかったが、今ならほんの少しわかる。


彼との出会いは同時に別れも

スタートしている。どんな別れ方かもいつ別れるかも分からない。




結婚願望はあるが彼としたいか、と言われたら、そうは言えない。

そもそも結婚を決められるほど、

彼のことをよく知らない。

得体の知れない相手と結婚できるほどゆるい性格をしていない。


今、優しいのもセックスするための手段でセックスしたら、ゴミのように扱われるかもしれない。


ちょっと怖い。


彼から別れを告げられても「分かりました。今までありがとう。」と返せる自分でいたい。

心が腐り醜態を晒すぐらいなら、

さっさと別れたい。


いっそラブホの上野さんが言ってたように期間を決めてセックスして合わなかったら綺麗スパッと別れたほうがいいんじゃないか、とまで考える。




お世辞にも年相応でなく、

キラキラしてない。


落雁のように甘く、古めかしく、脆い。




お盆の落雁をみてそんなことを考えていた。