アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

私のヒスタミンが過剰に出てる話




こんばんは。

いつもブログを読んでくれて

ありがとうございます。








ヒスタミンは最近読んだ本で見かけた単語だ。

人間の免疫反応の時に活動する物質だ。ざっくり言うと白血球が刺激した時に放出される物質だ。



蚊に刺されたとき痒くなったり

赤くなったり腫れたりする原因でもある。



白血球やヒスタミンは体を異物から守るために反応する。


彼らがいないなら、体の中は異物でどんちゃん騒ぎ。

体温アゲアゲ、心拍数マシマシのバクバク、心臓ストップ、地獄へレッツゴーだろう。



しかし、ヒスタミンが働き過ぎても厄介なことに死に至ることもある。

アナフィラキシーショックだ。

気管支が収縮して、呼吸困難に

なるそうだ。蜂に刺された時やアレルギーが出た時の反応が想像しやすいだろう。



例えが長くなったが、私のヒスタミンは男性との人間関係だ。

ヒスタミンがじゃんじゃん放出される。






思春期に容姿を貶された、太ってることをネタにされた、菌呼ばわりされた、そんなことを経験した。また、仕事で男性から暴力を振るわれた。首を絞められた時は本当に死ぬかと思った。怖かった。


いつしか、男性は容姿を貶す生き物、暴力をふるわれたらひとたまりもない、そんな風に見るようになってしまった。


勿論、全員が全員そうだとは思っていない。しかし、経験からの考えはそう簡単に変わらなかった。


心も体も傷つけられる前に、自分を守るために、警戒心バリバリで接近する。傷つかないようにそもそも接触しない。クレームを言われる前に先手を打って批判する、必要最低限しか関わらない。




その結果、男性との良好な人間関係の築き方が分からなくなった。



アラサーともなれば恋愛が絡まないにしろ男性と交友を持ってるとみなされるが、全くない。せいぜいTwitterの男性ユーザーか家族か仕事絡みの人しか会話をしない。ラインの連絡先も男性のものは、ほぼない。


交際している人と関係を築こうにも警戒心が邪魔をしてうまく築けない。触れようとしたら怖くて躊躇ってしまう。


お土産をもらっても「毒でも入ってるんじゃないか。」と少しだけ思ってしまった。実際は毒なんて入ってなかった。そして、私の好きなものを考えてお土産を買ってくれていた。


遅くなって家まで送ってもらったとき、家の場所を知られた後悔、もし、家に上がりたいって言われたらどうしよう、何も抵抗できない。と怖くなったことがあった。しかし、彼は家まで送っただけであった。



厚意をうまく受け取れない自分にうんざりした。


好きなはずなのに関われば関わるほど上手くいかず相手との間にギクシャクとした空気が流れる。私を大切にしようとするのが分かるので、彼を傷つけてるのではないか、と思う。



私が男だったら自分が好きな人から拒否されたら立ち直れない気がする。例え顔や性格がタイプでも。


どうすれば警戒せずにいいのか本当にわからない。

恋愛が得意なお友達に相談したら、キョトンとされた。もしかして脳の構造が違うのかもしれない。婚活アカウントのツイートや関連書籍も婚活のアポイントを次につなげる方法は書いていても、警戒心を解く方法、感じさせない方法は一切書いてない。


探しても探しても方法は見つからない。自分で見つけないといけない気がする。こんな思いするぐらいなら恋愛なんてするものじゃない。



相手から愛想を尽かされるのが先か、私から別れを切り出すのが先か、はたまた平和的に解決するのか。



私のヒスタミンのみぞ知ることだろう。