アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

アラサー処女は床下手だ


こんばんは。

いつもブログを読んでくれて

ありがとうございます。




私の近況のことです。

タイトルは例えです。





突然だが私は来年度から新人の教育係をすることになった。


上司からの事前の打診もなかった。私の参加できないの会議で決まったのだ。




私はやりどころのない怒りと不安でいっぱいになった。


結果を知った私は上司に抗議をしたが、「スタッフ全員の合意で決まったから変えられない。」の一点張りだった。


私が働いている業界は技術や資格を要する。1人の新人に対して、1人の先輩(教育係)が主体となって仕事のやり方や1日の流れや社会人としての礼節・職場内の振る舞いを指導する。



メンターという呼ばれ方もするようだが、メンターよりもかなり密接で教育要素が強い。

仕事内の親・お姉さんいうポジションに近いかもしれない。


自立して仕事ができる世代が教育係を担う。職場内の大切な役割だ。



私がやり場のない感情を抱く理由は大きく2つある。



まず、私自身が自立して仕事が出来ない。


職場の先輩から「学生の方がまだ役に立つ!お前がいるから職場の損失が増えるんだ!」「さっさと辞めろ!!」と今でも言われる。

仕事でどこまで任せられるか、という指標があるのだが、私は明らかに教育係が出来る値に到達していない。

指標が10点のうち7点が必要としたら、私は2点すらない。


勿論、教育係を任せられる前段階の研修やチームポジションすらしたことがない。



自立して仕事ができない人間が

右も左も分からない新人を教育なんて不可能だ。



ちなみに私に「学生の方がまだ役立つ!さっさと辞めろ!」という先輩は会議に参加し、私が教育係になることに関しては一切バッシングもクレームもしなかったそうだ。


その先輩は人格否定や気分ムラが激しいが冷静に私の能力を判断できる点が好きだったのに。


失望と嫌悪の感情でいっぱいになった。

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二つ目に後輩の接し方がよく分からない。


仕事は21組で行うが、仕事ができない私は後輩とペアになることはない。あったとしても、かなり少ない。経験数が極端に少ない。

後輩との対応方法がよくわからない。


自分が先導してスケジュールを立て動くことができない。


コミュニケーションをとることも

誤りを指摘することも苦手だ。



緊張している状態では空気すら

うまく吸えず、正常な判断ができない。適切な行動ができないとミスがミスを呼びさらに怒られて、萎縮する。



挙動不審と言われる私は痛いほど分かる。





私は教育係の先輩とは付かず離れずの関係だった。他の同期はうまく先輩と付き合い、プライベートでも連絡を取っていたようだった。



職場の人の連絡先すら知らない。

職場の人には仕事の悩みは話せなかった。職場というコミュニティの人に自分の本心や悩みを打ち明けるのが今でも怖い。


ネットで知り合った人やロッカーで仲良くなった人と話し、傷を癒してもらっていた。




他人に罵られて無視をされたことがある人間の痛みは分かっても、うまく感謝の気持ちやお礼を受け取れない。


職場の先輩がくれた感謝の手紙やプリンだって泣きながらゴミ箱へ捨てた。


せめて後輩にはそんな思いをして

欲しくない。できない先輩から教育を受けたくない。


愛情を受け取れない人間が

愛情を注げるわけがない。




日の目を見るより明らかだ。




仕事ができるスタッフも愛情を受けて育った人間もたくさんいる。

コストや時間の削減は必要だが、

教育は時間と手間をかけたほうがいい。


私じゃないほうがきっといい。

私以外の人が人材育成をするほうが職場のためだ。今まで全然経験したことがないことをさせられる。きっとうまくいくはずがない。


アラサー処女に男性をイカせるテクニックを求めるのと同じぐらい困難だ。







そんなことを言っても現実は変わらない。私か教育される後輩が辞職するしか、逃れる方法はない。




荷が重すぎる。春がとても憂鬱だ。