アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

鋭いレーザービームが私のアザを突き刺した話


こんばんは。

いつもブログを読んでくれてありがとうございます。


私は生まれつき顔に大きなアザがあります。コンシーラーを塗ってもうっすら分かる。化粧ができない小中高時代は悪意なく「顔に汚れがついてるよ!」とよく言われた。汚れに見えるアザが私の顔にある。



平成も終わるし、私も汚れのようなアザとおさらばしたいな~。アザが消えたら、虹色のラブビームを浴びたようにハッピーなるかな?そんな軽い気持ちで、レーザービームでアザを消すことにした。

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Perfumeのレーザービーム好きだから文字ってタイトルつけました。わかる人がいたら嬉しい。



出力が強く安全性の高いレーザーを皮膚に当て強制的に火傷をさせる。皮膚の正常細胞は傷つけずアザの異常細胞だけ取り除ける。という仕組みだ。


3日前ぐらいに病院に連絡し予約を入れた。ホットペッパーレベルで予約できた。


医者の診察を受けてGOサインを得て、Qスイッチタイプの機械を使うことになった。レーザーの光が強いらしい。看護師に連れられるまま、機械の部屋へ向かった。言われるがままにベッドへ寝てゴーグルをかけた。レーザーの光が目に入ったら危険らしい。みんな付けているそうだ。


痛みを和らげるためにレーザー部分に局所麻酔をされた。どんな状態なのかわからないが、裁縫のまち針が顔の上をチクチク刺されてる感じが1番近い。めっちゃ痛かった。


麻酔が効いて顔の感覚がぼんやりしてきたところにレーザーを当てられる。照射は3分もかからなかった。痛みは天ぷら油がはねて付いたみたいなかんじだった。V I O脱毛より痛くなかった。私のレーザー照射は呆気なく終わった。


レーザーを当てた部分は1週間はテープを貼った状態でいるように言われた。顔を洗ったりメイクをしたりは普段通りでいい。顔にテープを貼っているのでマスクが手放せない。この時期だから本当によかった。


皮膚科で行ったので医療保険が使えた。お値段8000円。

美容皮膚科で行ったら3万は確実に越えるらしい。保険ありがとう。







美容整形を否定する人がいる。


整形は偽物だ!偽物はブスだ!親がくれた顔に傷をつけるな!などの意見を聞く。



確かに整形は親がくれた顔に傷をつける行為だ。




経験での話だが、レーザー前に顔に麻酔の針が刺さる。変身できるかもしれない。しかし顔に痛みを与えられる、予想以上に怖かった。

美容整形でメスで皮膚を切開したり、骨を切ったり脂肪を吸引する。それらの行為は細い麻酔の針が刺さるよりも痛くて、恐ろしい。DT後は顔がパンパンに腫れる。うまく目を開けられない時もあるし、口を動かせない時もあるそうだ。また、手術は必ず上手くいくとは限らない。失敗も起こる。失敗したのか?成功したのか?手術後の自分の顔を確認するのは期待と不安が入り混じってるだろう。


そして、お金もかかる。ブラックサンダー1万個買えるお金でも整形できるパーツは限られている。車を買える値段でようやくできる手術も多い。



思春期に容姿を馬鹿にされた事実は女の心に傷を残す。実際に私は、その傷で黒い服しか着れなかった過去がある。


精神的にも金銭的にも美容整形は強い気持ちがないとできない行為だ。石橋を叩いて渡る私は厚ぼったい一重まぶただが、瞼の整形はやる勇気はない。



いつもより多くビタミンCやビタミンB群を摂って、いつもより早めにパジャマに着替えて、布団に入る。アザがうまく消えることを願って眠りにつく。


早くテープ生活終わって好きな色の粉を顔に塗りたいな。