アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

破壊と再生から私ができる

こんばんは。

いつもブログを読んでくれて

ありがとうございます。



前回のブログ記事で書いたように、

私は埋没法の手術をした。

所謂一重瞼から二重瞼への整形だ。



まだ術後2週間も経っていないが

今回は経過を書く。

あくまでも手術後日が浅い状態で

書く内容なので、長い目でみた場合や

個人差もあるだろう。


一アラサーが受けたものとして

受け止めてほしい。






手術は個人経営の美容クリニックで行った。大手美容クリニックでも行ってるし、

クリニックの良し悪しは正直分からない。

ネットでクリニックのレビューや症例を見て決めた。自分で確認して行うのがいいだろう。


事前にカウンセリングに行き、

まぶたの状態やどんな形にしたいか、

合併症はどんなものがあるのか

値段はどれくらいかかるかを確認した。


私の場合、瞼が厚く

そこの脂肪もとることになった。


瞼の脂肪取り+3点埋没法(3回目まで無料)でお値段26万円。


正直かなり財布に痛い。

独身のうちにやると誰も文句言わない。

新型コロナが流行り家に篭れるご時世だ。

今しかない。やることにした。


パーテーションに仕切られた待合室に入り

無音カメラでラスト一重の写真を撮った。

手術の前はやっぱり緊張し、テレビで流れてた占いをみて結果がよくてほっとした。




手術時間は30分ほどだったと思う。


手術室に入るように呼び出され1人で入る。

看護師と医師から手術の内容と合併症の説明を受け、ベッドに横になった。

鼻から麻酔の笑気ガスを吸った。


漢字の如く面白い気持ちになるのかと思ったが、そんなこともなかった。

春や冬にたくさん寝たけど体はダルオモ、

疲れは60%しかとれてない、みたいな朝の

体のコンディションになった。だる眠い。

なので簡単な受け答えもできるし、指や足も動かせた。


瞼に麻酔の注射をされて瞼を裏返された。

正直そこで何が行われてたのかは分からない。体がこわばってたらしく、手術中は看護師に肩を優しくトントンされていた。ちょっと落ち着いた。


瞼の裏に針を刺されたり、

糸で縫われたようなチクチクとした

もどかしい痛みの感覚があった。

怖い気持ちもあったがうまくいくためには

体を動かしちゃだめだ!と思い耐えた。

瞼の脂肪をとる時に出血したらしく、

片目が腫れて内出血ができた。

腫れた側の目は術直後かなり開けにくく

視力までなくなってないよな?と心配になった。手術直後、医師に目が動くかを確認され視覚も変わってなくてほっとした。

30分ほど目を冷やしなんとか自力で目を開けれるようになった。


ガチャピンのように腫れた目であった。

顔は見れたものではなかった。


もう30分目を冷やすと目の腫れもひいた。

目以外はいたって健康なので、歩けるし、トイレも行ける。顔を見られないようにし、バスで帰った。


自宅に着いて保冷剤を目に当てて頭を高くし過ごした。頭を心臓よりも高くした方が内出血が回復しやすいと看護師が教えてくれたのだ。



暇つぶしにYouTubeBGMにして過ごした。


食事は手術後から食べてよかったので

作り置きした豚汁とおにぎりを食べた。

心が折れないように事前に買った苺も。

手作りの味にほっとして落ち着いた。


お風呂は入らず顔も洗わなかった。

術後1日目にシャワーを浴びた。

顔も洗って言いそうだが、怖くて

ホットタオルで顔を拭いた。

顔に水がかかるのが怖かったので髪を洗う時も顔を上にして洗った。冬に湯船に入れないのは辛かったが、どうにかなった。


目の腫れは術直後が一番酷かったが

内出血はじわじわ術後2日目ごろが酷かった。とにかくヘアバンドで保冷剤を固定して

目を冷やしまくった。時々ラインをし、本を読んだりした。

術後1日目までは家を出れない容姿だったので家にいたが2日目にトイレットペーパーがなくなった。死活問題だ。買い物に行った。

化粧もできる期間だが、目を触るのが怖かったのでメガネをかけ帽子を被りスーパーへ行った。不審者のような格好だが、特に誰からも何も言われなかった。

腫れは1週間ほどしたらほぼなくなった。

内出血はコンシーラーを塗りメガネをかけたらほぼ目立たなくなった。

10日ほどで3㎝程あった内出血も消えた。

美容のために使ってる小豆のチカラも再開した。


手術をしたところの痛みは手術直後が

ピークで手術後1日目の昼頃から改善した。

目の腫れと一緒に痛みも軽くなった。

目を開け閉めするときにチクチク、ゴロゴロとした違和感があったが我慢できるものだった。


私は一人暮らしの独身アラサーだが、

1人で手術後も家事も生活もできた。

目以外の部分は健康なのだ。

手術の日に洗濯物や布団を干し、

洗濯物たたみもした。

術後1日目からクイックルワイパーや掃除機かけも茶碗洗いや洗濯物干しもできた。術後2日目には歩いて買い物も行けた。

しかし、手術後は緊張もして、少し心細かった。家に篭って横になりたかった。


不要不急の外出を避ける、

家事は事前にやる、

部屋を綺麗にし安心できるようにしておく、

頑張ったご褒美を用意しておく、などは

行ってた方がいい。心が楽だった。




周囲への人からの反応だが

これが案外バレない。




手術後34日目に出勤した。

目のことについて話を切り出したのは

40人中、3人だけだった。10%以下。

観察眼が鋭い妖怪だらけの職場なのに、だ。



その期間に大学からの友人にも会ったが

何一つ触れられなかった。

私と関わるのが面倒だっただけかもしれないが。


気付いた人にはある共通点があった。

一重まぶたor埋没法を受けたことがある、

埋没法を経験したことがある人が周囲にいる、ことだ。



元々二重瞼の人は他人の瞼を注意して観察していない。



気付いた人は「二重の幅、綺麗で目いい感じですね。」や「手術後日だけど、腫れが少ない。」と言ってくれた。一重まぶたのコンプレックスは私だけではなかったのだ。なんだか少し救われた。


また、どこかで見かけた「人は顔の自分のコンプレックスの部分を見る」という話は本当だとも感じた。


人は他人の顔の特徴を覚えてない。

でも、10%以下の人は気づく。

整形後の他人の感想はそんなものだった。



目元が変わり、まだ顔に慣れない。

今まで以上に丁寧に、優しく肌に触れるようになった。

新しい目元を大切にしていく。



整形するかどうかを決めるのも

その後の人生を作るのも自分だ。