アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

処女膜を破る男はいても心の殻を破る男はなかなかいない


2019年になりましたね。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。いつもブログを読んでくれてありがとうございます。


タイトルは最近感じたことだ。

そもそも処女膜なんて本当は存在しない。処女経験スタンプラリーを進めポイントを集める人が存在する。ポケモンマスターならぬ処女マスターだ。個人的な意見だがスタンプポイントを増やすためだけに女に関わる人にマトモな奴はいない。


出会い系アプリやオフパコを言い出す人の誘いに乗れば私の処女膜を破る男はいる。私の膣にちんこがはいれば非処女だ。シンプルで分かりやすい。論理上簡単だ。




しかし心の殻はそうはいかない。


ネットではペラペラ自分のことを話すが、最初に名前や顔を知った状態で会ったら確実に誰とも友達になってない。


自分の好きなものを教えたくない、どんな人間か分からないように情報を残したくない。ケータイの画面やラインアイコンも初期設定。カバンや靴やコスメも職場の人に会うときは無難なもの。職場の写真も人と写りたくない。内面や外見を分析されるものを現実で関わる人間に見せるのが怖い。みんな簡単にできるのが純粋に羨ましい。拒絶されるのが怖い、陰で噂されたら嫌だ。なんとか生きているがそんな気持ちが強い。


普通の女性の心の殻が鶏の卵だとしたら私はダチョウの卵だ。殻がとても厚く壊れにくい。中身は見えない。生々しい中身が見えない。能面だ。


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性別問わず心の殻は厚い。寧ろ男と関わるときのほうが殻が厚くなってる、気がする。今までボロクソ男性に外見を言われた。男に言われたが心のどこかで男性に敵意を持って一緒に過ごしている。そんなんじゃ結婚おろか彼氏もできない、と。



ボロクソに否定されて、そのダメージが回復する前に大人になった。


否定された事実が悔しくて、受験勉強して志望の大学に入ったり資格を取ったり仕事で妖怪の攻撃に遭ったり辞めたくなっても頑張って1人で生活が出来るようになった。



褒められたい、認められたい。




ミステリアスな女性な方がモテるという。しかし、性別を問わず情報をしてくれる人の方が自分の情報も与えたくなる。隙がある、とか話しかけたくなるというものだと思う。内面がちっとも見えない人に興味は抱けない。興味がないなら話もしないし時間の無駄だ。



少し野暮ったい格好の方がモテるとか、エスティローダの婚活リップを塗ると結婚できるとか、それ以前の問題だ。




内面や趣味や好きなこととか苦手なものとか、もっと私は現実に生きてる人に話してもいいのかもしれない。人と関わった方がいいのかもしれない。他人の嫌なところだけじゃなくていいところも見つけられたらいいね。


現状だと友達のいいところや職場の人のいいところを見つけることはできるけど、男限定で見つけることは困難だ。



処女膜を破る男はどこにでもいる。私の心の殻を破るのは難易度Gでそんな男はSSRだ。


心の殻が薄くなれるようになりたい、でも方法がイマイチわからない‥。


年下の男に諭されぼろ泣きしながら、そう思った。