アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

十二次元+01

 

もういくつ寝ると女王蜂のライブ。

心がそわそわする。

体力をつけるために

ライブ1ヶ月前からジムや

遠回りし歩く量を増やしたり、

ライブ前5日前ぐらいから

美白のシートマスクをしたり、

ライブのチャイナドレスの準備をする。

 

折角なので水場の掃除をしたり、

掃除機や床掃除もこまめにして、

不要品は断捨離する。

 

先延ばしにしがちな仕事に

さっさと取りかかり

ライブが楽しめるように、

 

人事を尽くして天命を待った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はかなり前の方でみれた。やったね。

 

 

ライブ会場で物販をゲットし、

近くのカフェで待機する。

客のほとんどが物販のバッグや

グッズを持っててテンションが上がる。

 

開場し、やしちゃんセレクトの曲が流れる。

セレクトの曲の幅が広くて

母なる海のようだった。

 

幕越しから、チューニングが聞こえる。

確かにそこに女王蜂がいる。

女王蜂と私を隔てる壁が

1番薄くなるときだ。

 

 

 

 

セトリや演出は言えないが、

ライブを別の言葉で表現すると、

のどぐろやカニやエビだけじゃなくて

卵焼きも米も美味しい

豪華すぎる海鮮丼だった。

(魚が苦手な人は肉や別のもので想像!)

 

セトリも演出も衣装も物販もカッコいい。

具材を単品で食べてもおいしいし、

食べ合わせのバランスもいい

まさに金沢の幸を使った海鮮丼のようだった。

 

 

新しく曲を出すたび、新ビジュを出すたびに

女王蜂は転生する、というのを体感した。

 

ルリちゃんが卒業して、

きっと寂しさとか喪失感とかあったと思うが、

血と肉に変えてるアヴちゃん、やしちゃん、

ひばりくんたちが物凄くカッコよくて、

もっと好きになった。

 

以前はライブが始まると、

ライブの火力がエグすぎて

火傷しちゃいたいどころか

火だるまになっていた。

 

今回のライブは

温泉のような心地いい濁流のようだった。

心地いいのに流れの勢いに緩急があって流されて息ができなくなる‥。息がうまく出来なくなるし、涙が出るけど心地いいし、

やめてほしくない‥。

 

ライブ自体が

水のようなしなやかさがあるような気がした。

人体は体の60%以上が水でできてるし、

水が減ると命に大きく関わる。

”女王蜂のライブ”という水は

とても良質で私の心・体にも

潤いを与えてるのは言うまでもない。

 

 

セトリだが

この曲とこの曲を組み合わせたら、

やばいよな〜と軽く考えてた

組み合わせがやってきた。

 

いい年した大人なのに嗚咽をあげて

わんわんと泣いた。

自分の感情を出さないのが無理だった。

 

 

 

ライブ後、余韻と感情がごちゃまぜになり

頭が上手く働かなかった。同志と写真を撮り

ご飯を食べたことは覚えているが、

夢見心地だった。

 

夜もうまく眠れなかった。

朝になり、

数時間前、女王蜂のライブだったんだな、と

人魚姫なら真珠のネックレスが

大量生産できるくらいの涙が出た。

 

 

私が女王蜂が好きすぎるからかとしれないが、

ライブ中に「魂の殴り合いじゃん」

と感じることもある。

お互い心を開け渡してライブという空間にいるからだと思う。純度の高い感情を解放できる喜びってすごいね。大好き。尊い

 

 

 

本当に女王蜂を好きでよかった。女王蜂のみなさんも、ライブをしてくれてありがとう。これからも応援してます。