こんばんは。
いつもブログ読んでくれて
ありがとうございます。
タイトルは私の父の言葉だ。
父から社会人になる前に「社会に出たら、学歴がある=仕事ができる、有能 って捉えられやすい。あなたは不器用でなんでも時間を要する。学歴と仕事ができなさを理不尽なぐらい叩く先輩も必ずいる。でも、その人は誰かから言われたから、叩く方法を知ってる。『この人は誰かから、叩かれたことがあるんだな。』と思えたらあなたの方が人間的に上だよ。」と言われた。
私はこの考え方で百鬼夜行で妖怪パラダイスな職場で金を得てる。
あたりの強い妖怪に憑依されたり、時には痛烈な攻撃を受けることもあるが。
最近婚活パーティーに参加した。
そこで連絡先を交換した男性とご飯を食べた。その男性について思うことがあったので
友人に色々話した。
「生きてる年数が自分より長いから、自分よりできることが多いって無意識に期待が高くなってると思う。年下と付き合ったほうがいいよ。」そう言った。
話を聞いていると、怒りは他人への期待と現実の差で発生するものらしい。自分より生きてる年数が長いから、知ってることが多い、出来ることが多い無意識に私は考えていた。
一人暮らししてたら、自炊が出来て当然、ゴミ出しができて当然、ゴキブリを殺せて当然、野菜の底値のレートを知っていて当然。
社会人なら、貯金をするのが当然。女性なら、身だしなみで化粧ができて当然。
でも、今の私が当然に出来ることも、以前練習や失敗を繰り返して出来るようになったことばかりだ。
料理を全く作ったことないなら、
野菜を切ったことすらないし、
卵を割ったことすらない。
料理のプロセスすら経験がない年上男性に自炊を期待しすぎていた。
アラサー処女の私にセックスのテクニックを求めるのと同じぐらい馬鹿馬鹿しい。
私は女体の人生しか体験したことない。男性の体のメカニズムは分からないし、性的に触ったこともない。
経験したことがないことは、分からない。
年を食ってできないっていうのは
私も彼も同じなのだ。
したことないって申告したのに
勝手に幻滅した私も悪い。
人間は経験したことはできるが
経験してないことはできない。
心と自分に余裕があったら
「出来ないから教えようかな。」
「どこに苦手意識を感じているのかな?」そう考えることができると思う。
うだつが上がらない女だが、
妖怪に教えられて仕事を学んだ。
たまにだが後輩に仕事のやり方を教える。後輩がうまくできたときは嬉しかった。
人生や経験に年上年下関係ない。
経験して考えることが大切だ。
経験がないことは分からない。
経験したことはできる。
私には心の余裕がないんだな。
色々経験したいことがあるし、
いつか教える側に回りたいな。