アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

作品への感想

推し、燃ゆと美容について

推し、燃ゆを読んだ。言わずもが、今年の芥川賞作家宇佐見りんの受賞作だ。タイトルの「推し」という言葉、21歳の作者、どんな話なのか気になり読んでみた。話は推しが炎上したところから始まる。推しに生かされている主人公の表現が生々しく、希望と絶望を…

映画「私をくいとめて」を見てアラサー独身女が振り返った話

先日、私をくいとめてという映画を見た。のん主演の31歳の独身女性、黒田みつ子が脳内にAという相談役を住まわせて、あれこれ相談しながら楽しく選択し、おひとりさま生活を満喫している。しかし、林遣都扮する2歳年下の多田くんに恋をしてしまうというもの…

「エール」ありがとう。

NHKの朝ドラ「エール」が終わった。ちなみに生粋の私は朝ドラファンではない。(過去の作品はタイトルを知ってるぐらい。)朝ドラどころかワンシーズンのドラマすら見飽きることが多いがエールは違った。皮肉にも、朝ドラを見るきっかけは新型コロナウイルス…

女王蜂の売春が心に刺さる

こんばんは。今日で発売されて5年経つ曲がある。女王蜂の売春だ。女王蜂は神戸発の4人グループのバンドだ。圧倒的でちょっと前衛的なルックスとちょっとアングラな歌詞。メロディも幅広くロックからバラードまでたくさん。PVもかっこいい。最近はアニメやド…

性と生について

こんばんは。いつもブログを読んでくれてありがとうございます。読書感想文です。読んだ本は失楽園です。内容は不倫で体の相性が良かった男女がセックスに狂い情事中に心中する話だ。人が死ぬ話だが感動はなかった。エロに対して上品な表現が多い。エロ、と…

大人になって見る十二国記の心への響き方は異常。

こんばんは。いつもブログを読んでくれてありがとうございます。十二国記の新刊が発売されることになった。小説は読んだことはない。しかし、NHKで放送されていたアニメは毎週見ていた。レンゲソウ畑で遊ぶのが好きな年頃だったが、アニメのために帰宅してい…

美女の正体を読んでみた

こんばんは。いつもブログを読んでくれてありがとうございます。突然ですが私は美女になりたいです。そして私は美女ではないです。本屋で惹かれて買っちゃいました。この本は作者の下村一喜さんがカメラマンとして女性と接して美女について考えたことが、論…