アラサー女の話

朱に交われば赤くなる

パウダーチークよりも薄い恋が死んだ話



こんばんは。

いつもブログを読んでくれて

ありがとうございます。



ほんのりと好意を持っていた人が友人と結婚することになった。


連絡を聞いた瞬間、

頭が真っ白になった。

嬉しい、悲しい、辛い、嫌い、

うまくカテゴライズできない感情に私の心は染まった。 



パウダーチークのような恋だった。恋というよりは淡く関心というよりは濃いものであった。




彼とはSNSで知り合った。

当初は名前も顔も知らなかったが

彼の主張や考え方は私と似ていてすごくやりとりしやすかった。彼とのやりとりが楽しくて、どんな人なんだろう?と関心を持つようになった。


友達の知り合いということを後で知り、友達含めて会うことになった。


化粧もうまくできなかった私ですら容姿で差別されず嬉しかった。

ネットで知り合った人と会うのは

少し怖かったが、会えてよかったと思えた。


恋かどうかは分からないが彼のことをもっと知りたくて、また会いたい、と思うようになった。




勇気を出して彼に連絡先を聞き、

2人きりで食事に誘った。

ラインの通知にそわそわしながら

返信を待った。

会えるのが楽しみだと悟られないように少しだけおしゃれをしてコーラルピンクのチークを入れた。



会話はとても楽しかったのだが

デートのときになんだかうまく

空気を作れなかった。失敗デートだった。ご飯に行った後、何度かラインをしたが芳しくなかったので、諦めた。


だんだんと好意は薄れたが、

彼のことを嫌いになることはなかった。


彼に恋愛感情はないし、友人のことも好きだが、結婚を素直に喜べない自分がいる。


友人は彼に選ばれて、

私は彼に選ばれなかった。

友人は彼とセックスをし、

私は処女のまま。

シンプルな事実だ。




彼とうまくいかなかった後

私は婚活で出会った男性と何度かデートをしたが、うまくいかなかった。



恋愛に関する努力が実を結んだことがない。みんなが当たり前にできていることが私は何一つできない。悲しくて悔しい。容姿だけでなく人格も全否定されてる気持ちになる。うまく生きれるみんなが羨ましい。





お気に入りのSUQQUのチークで武装し、複雑な気持ちを笑顔を隠す。私は友達と彼の前の晴れ姿を見ることになりそうだ。どんな顔して行けばいいのか分からない。

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SUQQUの彩陽炎は

本当にオススメ!